race3で、競馬をたのしむきっかけとして過去レースを見る、と紹介しました。
今回は有名&私的おすすめレースをピックアップしたので、そちらを紹介したいと思います🥕
馬の強さや実況のすばらしさ、レースに込める想いなど様々なおすすめポイントがあるので、動画をチェックしてみましょう♪
- 1.2012年凱旋門賞👑オルフェーヴル
- 2.2005年菊花賞🏵ディープインパクト
- 3.2012年天皇賞秋🍁エイシンフラッシュ
- 4.2008年天皇賞秋🥃ウオッカ
- 5.1999年凱旋門賞👑エルコンドルパサー
1.2012年凱旋門賞👑オルフェーヴル
お父さんがステイゴールドという強い馬をたくさん輩出している大種牡馬です。
ステイゴールド自身も重賞に出るような強い馬でしたが、エリート街道というわけではありませんでした。
通算成績は7−12−8−23で50戦7勝です。
国内GⅠは勝てずなんかあと少しで勝ちそうなんだけどな…という雰囲気でした。
結局勝てずに引退レースを迎え、舞台は香港のGⅠ。
そしてここでやっとGⅠの勝利を掴みました。
そんなステイゴールドとオリエンタルアートという(彼女自身の成績はあまり良くない)牝馬から生まれたのがオルフェーヴルです。
ステイゴールドは繁殖牝馬の良し悪しに関係なく強い産駒を輩出するすごい種牡馬です。
オルフェーヴル4歳の凱旋門賞。鞍上は日本では池添謙一騎手なのですが、ここでは名手スイヨン騎手へ乗り変わりました。
海外のトップジョッキーを乗せることは多々ありますが、やはり馬のことを熟知している騎手でないとオルフェーヴルは難しいパターンだったと思われます。
日本馬が勝つと確信し、震えたレースがこちらです。↓
日本馬に勝たせまいと欧州チームは連携してたので、そこを押し切って楽々先頭に出た暴君オルフェーヴルをきっかけに競馬に興味を持ちました✨
2.2005年菊花賞🏵ディープインパクト
誰もが知ってるディープインパクト!
お父さんはサンデーサイレンスという日本に革命を起こした大種牡馬です。
「ディープインパクトは走っているというより飛んでいるかんじ」と武騎手が興奮気味に話した言葉が有名です。
異次元の強さを誇ったディープインパクトのレースの中で名実況が生まれていますが、その中でもいちばん鳥肌モノで私が涙目になるレースがこちらです!↓
日本近代競馬の結晶って…素敵すぎやしませんか。
長い長い馬の血統の歴史の中で、競馬新興国だった日本がずっと試行錯誤して作り上げたのがディープインパクトなのです。
世界に認めてもらうためにディープインパクトは生まれてきたと言っても過言ではありませんね!
2019年に他界したディープインパクトですが、たくさんの産駒を輩出して種牡馬としても成功しています。
2023年に最後の産駒がデビューしますが、亡くなっても尚楽しみを届けてくれるディープのおかげで更に競馬が好きになりました✨
3.2012年天皇賞秋🍁エイシンフラッシュ
日本では珍しいドイツ血統の馬で日本に合うのかと期待される中、ダービーを優勝!
古馬でも活躍を期待されましたが、なかなかGⅠを勝ちきれずにいました。
そして引退の年の天皇賞秋、混沌とした展開がハマりデムーロ騎手の好騎乗で優勝を果たします。
この時のレースには当時の天皇皇后両陛下(今の上皇様上皇后様)が天覧にいらっしゃっていました。天覧競馬は平成で2度ありました。
その貴重なレースがこちらです!↓
レース後です↓
最後のデムーロ騎手の欧州スタイルの最敬礼に感動です!
本来、レース終了後の検量前に馬場で下馬することはルール違反なのですが、天皇を前にして違反などあるはずはないとJRAも柔軟に対応しペナルティもありませんでした。
競馬ってただの賭け事じゃない、他のスポーツと同じで感動を与えるスポーツなんだと感じたレースでした(´;ω;`)
これを見てデムーロ騎手が好きになりました✨
4.2008年天皇賞秋🥃ウオッカ
最強牝馬と呼ばれるウオッカは天才型では決してなかったのですが、ライバルである天才型のダイワスカーレットといっしょに牝馬でも男に勝る力があると証明し、競馬界を盛り上げてくれました。
64年ぶりの牝馬でのダービー制覇という偉業を成し遂げたウオッカはもはや底力は牡馬より強かったと言えるでしょう。
そんな牡馬を差し置いて1番人気ウオッカ2番人気ダイワスカーレットとなった天皇賞秋の二頭の叩き合いが本当に迫力のあるレースでした。
その、女の戦いとなるレースがこちらです!↓
ダービー馬ディープスカイもがんばったのですが二頭の叩き合いが圧巻のレースです。
実況も最後に「大接戦ドゴーーーンっ」って言っちゃってるのがツボですw
ウオッカは性格も人間味があってかわいいなーと思い、一番好きな牝馬となりました!
ダイワスカーレットもウオッカもなかなか強い産駒に恵まれていないのが残念です。
ウオッカは6頭の産駒を生み、2019年に海外で繁殖されていて欧州で亡くなっています。
最後の産駒はうまく競走馬になれていれば今年イギリスでデビューするはずなのですが、特に情報がないです。
日本ではタニノフランケル(5歳)タニノミッション(4歳)が現役馬で残っています。
ダイワスカーレットはあれだけ強かったのに産駒は重賞を一つも勝ってません。
まだ繁殖牝馬として頑張っているのでウオッカの分も頑張ってほしいと思います!
5.1999年凱旋門賞👑エルコンドルパサー
最後に紹介するのはちょっと古いかもしれませんが、生涯成績はすべて馬券内という名馬エルコンドルパサーです!!
4歳で凱旋門賞を目指し海外遠征に挑戦します。
今は前哨戦から入る馬が多いですが、エルコンドルパサーは半年前から欧州入りして凱旋門賞への準備を始めます。
GⅠイスパーン賞2着、GⅠサンクルー大賞1着、前哨戦のGⅡフォワ賞1着と凱旋門賞制覇へ着実に近づいていきました。
凱旋門賞当日までは雨が続き、コースの硬度測定を始めて以来、最も柔らかい馬場となりました。
欧州の馬場はもともとやわらかくて重い、スタミナが必要な馬場です。
しかしそれ以上のスタミナを要求される馬場となったのです。
日本馬が歴史的快挙を遂げたレースがこちら!↓
日本調教馬が初挑戦したのは、人間の海外渡航さえ容易ではなかった1969年でスピードシンボリという馬から始まりました。しかし欧州の壁は厚く、歯が立たない状況でした。
そこから30年近く経って挑戦したのがエルコンドルパサーです。
日本馬の凱旋門賞制覇という夢まであと半馬身差で叶いませんでしたが、その扉をこじ開けたのはエルコンドルパサーで間違いないでしょう。
凱旋門賞は勝ち馬にしか注目されないのですが、この時フランス地元紙でも「勝ち馬は2頭いた」と評されました。
昨年2019年の凱旋門賞も当時の馬場まではいかずとも超不良馬場でした。
キセキやブラストワンピース、フィエールマンは歯が立たなかったのですが、それを思うととんでもないスタミナを持ったエルコンドルパサーはやはり最強馬だと改めて思った人は多かったでしょう。
ほんと最近の馬しか知らなかった私ですが、エルコンドルパサーのことを知っていくうちに血統や歴史について興味を持つようになりました✨
ちなみに日本馬が再び2着となったレースは2010年ナカヤマフェスタです。
(2006年にディープインパクトが2着→失格)
10番人気のナカヤマフェスタが2着とはこれも強くて魅了されるレースです。
興味がある方は見てほしいです♪
5頭挙げたら長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
過去のレースを見て現役引退している馬をチェックしてみても楽しいと思うので、ぜひ自分のお気に入りを探してみてください🐴🧡