秋のマイル王決定戦!
このレースも牝馬グランアレグリアが1番人気で春秋マイル制覇が注目されてます。
堅いレースになりそうで、点数を抑えて買うのがポイントになりそうです。
では、すぐ読み終わるのでぜひ読んでいただければと思います。
コース
使用されるコースは例年は京都1600mなのですが
今年は京都競馬場改修のため、阪神1600m外回りで開催されます。
エリザベス女王杯に続き、例年の傾向はあまり通用しないですね。
今の阪神は高速馬場で上りも速い傾向にあります。
ゴール前の坂を上るタフさは必要ですが、前提として速い時計に対応できる脚が求められます。
阪神1600mの重賞って結構ありますが牝馬限定戦や若駒限定とかで、今回あまり指標となるレースがありません。
が、古馬混合戦なので上記のレースでみられるようなゆったりとした流れからの瞬発力だけの勝負にはなりにくいでしょう。
ミドルからハイペースで前が辛い流れになりそう。
予想
ということで今回はそういったペースで好走できそうな馬に注目してみました。
❤️グランアレグリア
この馬に逆らうことは難しいです。
前走スプリンターズS1着で、ものすごい脚で突っ込んできました。
回転が違うし能力が抜けています。
そこに斤量55キロという恩恵。
(3歳サリオスより1キロ軽い。)
スプリントのスピードを持ち、4歳という充実期からスタミナも若駒より持っているのが適当と判断します。
マイルCSは牝馬の成績は0−0−2−26とよろしくありませんが、
牝馬の質も変わってきてるのと、今回は阪神が舞台なのでこの傾向が当てはまらなくても不思議はありません。
実際にエリザベス女王杯は5歳牝馬のワンツーでジンクスを壊しました。
そしてGⅠの1番人気の成績は10−3−1−2となりました。
人気通り逆らわない方が得策です。
連対は外さない。
🤎ラウダシオン
馬体が成長して前走富士Sを56キロ背負い、
ハイペースの流れで2着と健闘し最後は流していました。
速い上がりが使えるか不安もあるが、
ミドル〜ハイペースでのレースで好走している、
キャリア8戦の経験値は3歳時にマイルCSで好走したステルヴィオやペルシアンナイトと同じ、
古馬混合の中で斤量を克服している点は大きい。
短距離〜マイルの経験値という点からサリオスより上の評価に。
しかし阪神という舞台については不安です。
朝日杯FSで8着という惨敗、阪神1600で好走傾向にあるノーザンダンサーの血が薄いという血統面です。
軽い馬場であれば血統面はあまり気にしなくて良さそうですが。
ただレシステンシアが作るハイペースの流れでも対応できる能力はあります。
なかなか人気しないこの馬。
後ろに向く展開になるかもしませんが、叩いた上積みもあり
粘って残ってくれたら配当的にも妙味は出そうなのでうまく組み立てたい。
💙サリオス
GⅠ1番人気の成績は堅実ですが、2番人気はどうなのか見たところ、3-2-2-9。
約53%の確率で飛んでいます。でも複勝圏内も43%…
サリオスは強い!
ですが、どちらに当てはまるのか。
個人的にはミルコの笑顔が見たいので対抗にしたかったけど▲。
前走は毎日王冠1着(斤量54キロ)で2着のダイワキャグニー(斤量56キロ)に3馬身つけての勝利。
混合戦での56キロという斤量増で久々のマイル
でも想定オッズは圧倒的2番人気です。
枠に関しては17頭立ての大外になりましたが、控えて好位を取ってくれると思います。
全体的には短距離向きのマイラーの方が多いメンバーで健闘できるのか、そのペースでやれるのかなと少し疑っています。
♡インディチャンプ
スローペースの方が得意な生粋のマイラーですが、ミドル〜ハイペースと予想すると評価を少し落としてしまいました。
しかし高速馬場は得意としているので、安定感は抜群ですし難なく若駒を蹴散らすかもしれません。
長期休み明けというか、ローテーションが狂ったという点は少々不安。
昨年より良い出来とは言えないので、点数絞るのなら積極的には馬券に組み込まない方向です。
♡ケイアイノーテック
3歳のNHKマイルカップ以来勝ち星ましてや連対もありません。
前走でそれ以来の複勝圏内へ。
前走は東京マイルのハイペースで富士S3着です。
近走の好走の条件としてハイペースでタフな流れだったことだと思います。
今回想定されるミドル〜ハイペースで走れるマイルならこの馬にとって展開が向きそうです。
インディチャンプのようなマイル王者が得意とする先行好位でスローからの上がり勝負はGⅠマイルによくある傾向ですが、
そういうレースでは後ろからの競馬をするこの馬にとっては展開が向かず、出走するレースほとんどがスローペースでした。
穴馬になりますが、まだ終わってない馬です。
激走する可能性はあります。
△3タイセイビジョン
ハイペースの競馬を好み、中団〜後ろで控えるのならば、
先行勢の3歳馬を出し抜くチャンスがありそうです。
阪神は3戦して1着2回、2着1回と相性○
また3戦どれもハイペースで上り1位。
上記が3歳戦とは言え、ペースや今の阪神競馬場の傾向からすれば今回も舞台は整っています。
タートルボウル産駒はローカルを抜いた4開場の中で阪神コースが最も相性が良いので、狙ってみても悪くはないかなと思います。
(複勝率:東京17.6%、中山9.8%、京都20.5%、阪神25.4%)
※2014年〜2019年6月
☆レシステンシア
3歳牝馬のマイルCSの成績は過去10年0−0−0−11と不振、
軽度の骨折であるものの長期休養明けで初古馬混合戦であることが不安材料。
また古馬や3歳牡馬たちも簡単には逃げ切らせないに決まってます。
ダイワメジャー産駒のマイルCS成績は過去5年0−0−0−8で振るわずですが
ただ今回の舞台は阪神1600mで傾向から外れても不思議なく、
斤量は54キロ、内枠からすんなり気持ちよく逃げの形を取れ、自身の競馬ができるのは強みです。
3着に粘る展開も望める部分はありますが、
点数絞るなら積極的に馬券には組み込まない方向です。
本命と対抗と注目馬のポイントまとめ
穴馬が2頭いましたが、
阪神へ舞台替わりしたエリザべス女王杯は結局そこまで荒れずに決着しましたし、
あんまり荒れ要素はないと予想はしてます。
馬券は点数を抑えて買いたいと思います。
グランアレグリアの春秋マイル制覇も見届けたいのもちろんですし
牝馬が強い秋競馬になっていますが、牡馬も負けずに頑張ってほしいです。