秋の女王決定戦!
先日芝8冠を達成したアーモンドアイと同世代のラッキーライラックが出走しますが、
このレースでの引退を囁かれているみたいですね。
5歳秋の牝馬はお母さんになる準備が始まりますが、
女王の座を守り切るのか、次の世代に明け渡すことになるのか注目です。
トメイトゥ競馬新聞というコンテンツにて参加させて頂いています。
3週連続的中できてうれしい限りです!
では、すぐ読み終わるのでぜひ読んでいただければと思います。
コース
使用されるコースは
例年は京都2200mなのですが
今年は京都競馬場改修のため、阪神2200m内回りで開催されます。
例年の傾向はあまり通用しないので予想が難しいですね。
持続的に使える良い脚というのは変わりなく求められますが、
阪神はゴール前に急坂がある(スタート直後も通るので2回の坂越えがある)ため、
スタミナ、タフさも求められます。
予想
今回は持続力を必要とされるコースで好走し、タフさも期待できる馬をチェックしてみました。
❤️ラヴズオンリーユー
昨年のエリザベス女王杯は斤量54キロを背負って3着でした。
実績からして持続力はあります。
またオークスの勝ち馬なのでスタミナやスピードもある馬といえるでしょう。
距離は違えど同じ阪神内回り、2000mでの実績もあるので適正はあります。
オークス以降下降気味という見方もありますが、
馬体重は昨年オークスから30キロ増で成長もしていて身体的にはプラス。
鞍上はミルコで、想定人気上位の馬に乗る騎手の中から選んでも阪神コースの相性として悪くはないと思います。
矢作調教師はオークスが100点なら今は80〜90点まで持ってこれたという発言をしていましたが、
あとは当日の状態に期待したいと思います。
体質が弱い部分もありあまり多く使えない馬で、
陣営もこの舞台を大一番として準備して来ました。
ここで見限るのは早い。
複勝圏内は固いと予想します!
🤎ラッキーライラック
クラシックではアーモンドアイがいて桜花賞で1人気で指示されるも負けてしまい
苦い思いもしましたが、古馬になってからは牡馬にも負けずに活躍し、昨年は当レースの勝ち馬。
女王の座に君臨しました。
個人的には大好きな馬です。
そんなムキムキで馬格もあるラッキーライラックは大阪杯(阪神2000m内)で勝利していることから阪神舞台の適性はあります。
2200mに絞ると良くないので
どうエスコートしていくのかカギですね。
ただ大外枠にはなってしまいましたが、
行きたがる馬は少ない今回、直線のスタートですし外から好位に取り付けるように思えます。
また5歳牝馬のエリザベス女王杯の成績を冷静に考えてみて、対抗にしました。
平等にやってくる馬齢については過去の傾向を参考にして考えてみました。
5歳秋を迎えたアーモンドアイの圧勝とはならなかった天皇賞秋を思うと少し心配です。
💙センテリュオ
こちらも5歳牝馬という点では不安はありますが、
2200mという距離は2−2−0−1(エリ女4着)なので問題ないというかベストだと思います。
瞬発力より持続力を強みに持つ馬ですね。
前走オールカマー(中山2200内)は上がり最速34.5秒で勝利し気配は上々です。
中山2200mも小回りで加速する機動力や坂を越えなければいけないスタミナを要されます。
また昨年と比べると成績は上向いているので、抑えたいです。
5歳牝馬でもガチガチに人気されずに好走する馬もいますし、
この馬の堅実な成績的にも買いたいと思いました。
♡ソフトフルート
前走秋華賞3着。
展開に恵まれての3着であったのですが、
どのレースももうひと伸びできる脚を持っているのが魅力です。
古馬混合のレースにも出走していますし、2200mという距離も経験済み。
中京2000mで2勝していますが、
このレースでも持続的な脚が求められます。
東京2400mを3着で走れていることで、
スタミナ面もやや期待でき、斤量54キロの恩恵を活用できるかなと思いました。
♡ウインマイティー
想定人気がかなり低いですが、スタートが決まればチャンスがある馬です。
秋は2走続けて微妙なスタートとなり後ろからの競馬となってしまいました。
開幕2週目でまだ前有利な傾向はありそうな阪神競馬場ですので、
スタートを決めて好位で競馬を進めてほしいです。
紫苑Sの内容も悪いものではなかったのと、
一応父ゴールドシップは宝塚記念(阪神2200m)二連覇しているので
タフな展開も対応できると思います。
3歳馬は秋華賞よりはオークス好走組の方がエリザベス女王杯で好走していますし、
不完全燃焼だった秋華賞の鬱憤を晴らしてほしいです。
♡エスポワール
前走は重馬場でウラヌスチャームに7馬身もつけられて2着でした。
新潟2200mは内回りで、外回りと違って持続力が求められるコースです。
負けすぎで評価しづらいのですが、
エリザベス女王杯は角居厩舎の3、4歳牝馬の好走が目立つレース。
それだけですが、この人気なら抑えといても良いかなというところです。
☆ウラヌスチャーム
上記したように前走は新潟牝馬Sを7馬身差で楽々勝利しました。
勝因は得意の道悪だったということもありますが。
非根幹距離の2200mなら尚のことルーラーシップ産駒に追い風だったでしょう。
今回は良馬場で相手も強くなりますが、
斤量56キロも克服してますし距離も問題ないのでその他の5歳より不安材料は少ないと思いました。
宝塚記念は父キングマンボ系も好走しますし、血統的にもプラスです。
本命と対抗と注目馬のポイントまとめ
▲センテリュオはもちろん注目馬ですが、
3歳世代ならソフトフルートに注目してみたいと思います。
今年は舞台が阪神になって牝馬にとってかなりタフなレースになることもあり、予想が難しく評価が拮抗しての印になりました。
例年よりもマッチョなイメージの強い女の戦いを期待して、楽しく観戦したいと思います。