前回の2週間後、軽速歩するぞーと意気揚々で15鞍目のレッスンに参加!
引き続きうまく乗れる自信があったのですが、対生き物である乗馬の難しさを学んだレッスンとなりました。。
1.うまくいかない軽速歩
どうやっても、どう乗っても、どう気をつけてもうまくいかないことがありました。
軽速歩です。
めげずに45分間がんばったのですが、全然乗れなくて終わった後はフラストレーションがたまってしまいました。
自分では前回と同じように乗っていたつもりだったので、終わったあとは気持ちはどんよりでした💭💭
2.生き物と一緒にする難しさ
馬は反応良く動いてくれるキビキビした馬でした!
でもなんでうまくいかなかったのか、、インストラクターさんのフィードバックは
「足が固定できてなかった」とのことでした。
できるようになったもん。と思ってましたが(笑)、速歩が出せても継続ができなかったのは、そういうことなんだ思います。
馬は自分のお腹に当たる乗っている人の足の位置と口にくわえているハミ(手綱)の動きで反応します。
少しでも足の位置がズレたり、手綱を引かれてブレーキをかけられたら速歩の合図がなくなったと判断します。
頭の良い子や反応が敏感な子は、すぐに気付いて速歩をやめてしまうのです。
例えば、足で速歩の合図を出したのに、足の位置を固定できないために手が上がってしまった場合、馬からすると何の合図なのかわからなくなってしまいます。
3.グループレッスンの歯がゆさ
声を大きくして言えることではありませんが、グループレッスンだとうまくいかないことは多々あります。
みんなができているのに自分ができない、自分ができてもできない人もいるからです。
自分が速歩出せたと思えた時、自分の前の馬が走れていないと速歩を継続できません。
みんなで走れないとなかなか成功できないのがベーシックCBクラスの難しいところです。
馬は前の馬に追いつこうとするのが習性としてあるので、走ってくれる馬といるとなんとなく走ってくれます。
でもここで大事なのは「自分の合図で速歩を出すこと」なので、周りの馬がどうであれ自分の合図で動かせるようにならないといけないのです。
まとめと本日の馬
■うまくいかない軽速歩
前回と同じように乗っていたつもりでもうまくいかず、終わったあとは気持ちはどんよりしてしまうこともある!
■生き物と一緒にする難しさ
反応がずぶい子、反応が良い子、頭が良い子、ずる賢い子…いろんな子がいるのでうまく乗れないこともある!
■グループレッスンの歯がゆさ
自分だけのレッスンじゃない、周りにはいろんな人がいる…自分が乗れてもうまくいかないこともある!
■本日の馬🐴ハンドレッドライフ
つい最近2018年まで競走馬として地方で走っていましたが乗馬へ転身してきました。
お父さんのサマーバードはアメリカの競走馬でクラシックのひとつGⅠベルモントステークスの優勝馬です。
サマーバードは血統構成がきついサラブレッドの例の一つで、簡単に言うと従兄弟同士の子供になります。
天才が生まれることもある一方で、気性が難しい馬や病弱な馬が生まれるリスクが高まります。
サマーバードは2013年12月、7才で変位疝という消化器系の病気で亡くなってしまいました。
ハンドレッドライフが生まれたのは2014年なので、サマーバードの最後の産駒の一頭ということです!
ハンドレッドライフは普段は一つ上のAクラスや障害コースによく出ている、よく動く子でした。
目つきもキリッとしたスポーツ女子って感じで、うまく乗れなくてごめんねという気持ちで終了したレッスンとなりました(;ω;)