10〜11鞍目は再びベストフレンドに騎乗となりました!
専用馬をつけなければ毎回ランダムで馬が決まります。
以前、2〜3鞍目では鞭を持ってなかったのでインストラクターの方が鞭を使って助けてくれたのですが、基本的にベストフレンドは鞭を使用しないとなかなか動いてくれない馬なので、今回私は鞭使いとなりました。
2回目のベストフレンドの騎乗内容と鞭の使い方やコツを書いていきます。
1.鞭の種類。短鞭から始めよう!
鞭には短鞭と長鞭の2種類があります。
それぞれ使用する目的が異なります。
🥕短鞭(たんべん)
鞭で叩くことによる音で馬を動かすことを目的としています。
先端は音が鳴りやすいフラップになっています。
短鞭は馬の肩を叩きます。馬に刺激が低くて音が鳴りやすく、人間で言うと肩をポンっと叩かれている感じです。
脚の合図で反応しない場合に使用するのですが、実際に鞭で叩かずとも、鞭を見せる(見せ鞭)だけで効果がある馬もいます。
値段は2,000〜12,000円くらいでピンキリです。
🥕🥕長鞭(ちょうべん)
鞭で叩くことによる刺激で馬を動かすことを目的としています。
ザ・ムチって感じです。(絶対痛い)
長鞭は馬の腰を叩きます。刺激が強く、馬場馬術の時や反応が鈍い馬に使います。
値段は3,000〜15,000円くらいでピンキリです。
2.短鞭の持ち方と使い方
私はまだ短鞭しか習っていないので、今回は短鞭の使い方を書いてきますね。
🥕持ち手
左手で持つか右手で持つかですが、回る方向によって変わります。
内側に寄らせないように持つので、
右回りの時は右手、左回りの時は左手となりますが
持ちづらい場合、最初は利き手でよいとのことでした。
慣れる方で持って最終的にどっちの手でも使えるようなれば大丈夫です!
🥕🥕持ち方
ステッキの持ち手はあまり深く持たず上の方を持って、腿に乗せる感じです。
使用しない時は馬の視界に入らないようにするためです。
拙い絵ですがご容赦を。↓
🥕🥕🥕使い方
手首を使って素早くスナップさせるように振ります。
腕で振らないようにしましょう。
手の位置は変えずに手首を動かすことがコツです!
また鞭を使用したら必ず脚の合図を1秒以内にしないといけません。
鞭→脚の順番です。
脚の合図は進めという合図なので、あくまでも進むことに対して鞭でも合図しているんだよーと伝えて上げる必要があるからです。
馬からしたら鞭だけされても意図がよくわからなかったり、機嫌が悪くなるだけなのです☠️
3.鞭を使って騎乗してみた
使い方の説明をレッスン中にインストラクターの方が話してくれるので、聴きながら実践します。
何回か脚の合図をしても反応してくれない馬に対して使用するので、ベストフレンドにいざ使ってみました!
が、全然音が鳴らない。完全に叩く力が弱すぎです。
力は入れなくてもいいのですが、手首のスナップをちゃんとかけないと思うような鞭捌きができないんです。
何回も叩いているうちになんとか鳴ったり鳴らなかったり、肩に叩いたりずれたり、手元を見てしまってバランス崩したり持ち堪えたり…
鞭を使うときに大事なことは手元(下)を見ないことです!
視線は常に進行方向を向いてなければならないことをここでも忘れてはいけません😨
脚で合図して効かなくて、鞭使って脚で合図して、反応するまでその繰り返しって…忙しすぎでした!
鞭の手だけホルダーは離すという、ホルダーを離して乗る練習もしながらで尚更難しかったです。
でもその強制力のおかげか、後半は腕や手の力を抜いて乗れていたよ、とインストラクターの方からフィードバックを受けました🌸
実は自分でも鞭の使い方は置いといて、その感覚はありました!
感覚が掴めるとこんな感じなのかー!という、体験しないとわからない気持ちになりました✨
とにかく翌日は鞭を持った腕だけ筋肉痛でした。
まとめと本日の馬
■鞭には短鞭と長鞭がある!
短鞭は音で動かして馬の肩を叩く。
長鞭は刺激で動かして馬の腰を叩く。
■鞭を使用したら脚の合図も忘れずに!
持ち手は右回りなら左手、左回りなら右手で、内側に寄れないために持つ。
腕を動かして叩くのではなく手首を素早くスナップさせて叩く。
鞭を使用したら1秒以内に脚の合図をしましょう。
■鞭を使う時も目線は進行方向へ
最初は手元を見てしまうと思いますが、下を見なくても鞭を捌けるようにならないと速歩はできません。
本日の馬🐴ベストフレンド(2回目)
騎乗2回目なのでリンクを貼ります🥕
鞭必須の馬。
同じ馬に2回乗ってみて、最初に乗った時より乗れた感じがわかりました。
同じ馬に乗ると、その馬の性格は変わらないしもともとは乗る人がしっかりすれば動く馬なので、自分の成長は確認できるなぁと思いました。
前回動かなかった馬を動かせるようになると乗れてる!という感覚が掴めますよ🐴
鞭使いになる件ですが、これはもう少し慣れないとかなと思ったのと、私レベルだと反応が鈍い子を動かすにはかなり体力を消耗することがわかりました。
ジョッキーの鞭捌きは惚れ惚れしますが、いつかあんな風に捌きたいと思います!
少しずつ手に力を入れずに乗れるようになってきたので、次こそ両手離しを実現させたいです( i _ i )