5鞍目から2週間後、またその1週間後のレッスンでホルダーから手を離して乗る練習をしました!
鞍に付いているホルダーを持って速歩をしていたのですが、それを離して手綱だけ持って乗らなければなりません。
揺れがある中、手の支えなしとか無理でしょ…とファーストレッスンから思っていました。
今回もたくさん指導を受けたのでホルダーを離して乗る時のコツとともにレッスン内容を書いてきます✏︎
1.まずは片方ずつ手を離して乗ってみよう
手を離すには足がしっかり固定されてないと難しいです💭
足が固定できないと手や腕に力が入ってしまうためです。
6〜7鞍目ではリズム良く軽速歩ができてきた頃に本当に少しずつ、手を片方ずつ離して乗ってみたのですが、その状態になれた頃にはレッスン終了だったのであまり手応えなく終わってしまいました。
時間が足りん!
8〜9鞍目では軽速歩にだいぶ慣れてきて、早めに片方ずつホルダーを離す練習ができました。
このくらい乗れば、いつまでもホルダーを持ったままだと上達できないので離して乗る練習をした方がいいなと思います。
離すことで自然と手で支えないように乗ろうという意識にもなります。
2.大事なことは前を見ること
手を離すと、今まで捕まっていたため、どうしても手元が不安になります。
そうなると気になって手綱を持つ手を見てしまいがちです。
ここで意識しないといけないことは、進行方向をしっかり見ることです。
これは最初のレッスンからずっと言われるのですが、意識することが多すぎてつい下を見てしまうことがしばしば発生します。
ホルダーを持たなくなるとなおさらです。
馬がなかなか速歩をしてくれないのは、自分が前を見ていないからです。
馬の視野は350度あるので、目を少し動かせば後ろに乗っている人のこともわかっちゃいます!
3.肩が丸まらないように意識せよ!
ホルダーを離して乗ると姿勢も意識しないと馬は走ってくれません。
私は、やっぱり手で支えようとしてしまうため、前のめりになったり肩が丸まってしまったりしました。
少し後ろにそるように意識することが大事です。
姿勢は後ろにそるように!とインストラクターの方から言われるのですが、なかなかできないんですよね😂
でもそれだと馬が継続して速歩をしてくれないので、意識はしやすいと思います。
まとめと本日の馬
■まずは片方ずつ手を離して乗ってみよう
手を離すには足がしっかり固定されてないと難しくてに力が入ってしまいがちですが、離すことで自然と手で支えないように乗ろうという意識が強くなります。
■大事なことは前を見ること
馬がなかなか速歩をしてくれないのは、自分が前を見ていないからです。
馬の視野は350度あるので、目を少し動かせば後ろに乗っている人のことがわかるので進行方向をしっかり見ることが重要です。
■肩が丸まらないように意識する
ホルダーを離して乗ると肩が丸まりがちなので、後ろにそるような姿勢を意識することが大事です。
馬が継続して速歩をしてくれている状態は、その姿勢ができている証です!
■本日の馬6〜7鞍目🐴ネオタキシード
・芦毛の6才牡馬
・元地方競走馬
・父スウェプトオーヴァーボード、母ウインビバリー(母父ブラックタキシード)
馬主さんは馬事学院という馬に関する学校です。
馬に関わる人材育成をされている学校ですが、生産されたけど買い手が見つからなかった馬を購入して競走馬になれるようにトレーニングしたり、第2の馬生を歩めるようにリトレーニングをしたりと、出来る限りの馬が生き残れるような活動をしています。
素敵な動画🐴
馬事学院(バジガク)#馬の学校 #馬事学院 #バジガク #引退馬 pic.twitter.com/ZiyOGPqYpp
— 馬事学院🐴(バジガクの裏舞台)馬の学校比較、引退馬の支援、人材育成に取り組む😄 (@bajigakuin) 2020年2月21日
ネオタキシード、わりと言うことを聞いてくれる子と聞いていたのですが、私の言うことは聞いてくれませんでした。
私は好きだったけどあちらは馬が合わなかったのでしょう。笑
父スウェプトオーヴァーボードはアメリカの競走馬で3歳時に初重賞(GⅢ)制覇し充実期を迎えました。4歳でGⅠを勝利し5歳初めにもGⅠ勝利、その年のブリーダーズカップ8着で引退しました。
その後日本に輸入されて種牡馬として2017年まで生き、日本で亡くなりました。
最近の産駒だとダートで活躍したオメガパフュームや芝の短距離戦線で実戦を残したレッドファルクスといった強者を輩出しています。
■本日の馬8〜9鞍目🐴フェンネル
・12才のせん馬
・父ファンタスティックライト、母ゲイルマイラブ(母父サンデーサイレンス)
・まじで姿勢と前を見ることをクリアしないと走ってくれない
父ファンタスティックライトはアメリカ生まれの競走馬で欧州でもアジアでも活躍、ジャパンカップも出走し3着だった名馬です。
世界を駆け巡るグローバルな馬でした。
日本でも種牡馬として来日しているので、フェンネルはその時の産駒で、競走馬には向いていなかった子でしょう。
ですが障害もできて、乗る人に厳正な態度を取るフェンネルは名馬の血統があるからで、しかも母父はサンデーサイレンスという日本競馬に大きな影響を及ぼした大種牡馬!で、流石だなと思いました。
フェンネルのおかげですっごいナチュラルに姿勢や視点を意識できるようになって、勉強させていただきました🙇♀️
課題になっていたドシっと座ってしまうことと手に力が入ってしまうことですが、手を離すために足が鎧から外れないように脚の筋肉を使うことで、座り方もやさしくできるようになりました。
ただ6〜7鞍目では、意識しようという気持ちが強すぎて顔強張りすぎてました。
それじゃあネオタキシードも走ってくれないよなーと。
本当に馬は乗っている人を背中で感じて、目でちゃんと見てるんだなと実感した回となりました!
フェンネルに鍛えられましたが、手に力が入ってしまうのは相変わらずで…ホルダーに頼らずに手綱だけ持って乗れるようになるのか…