駈歩Aレッスンへ駒を進め、
自分で駈歩発進と継続ができるように
そして乗馬ライセンス4級取得を目指してがんばります!
1.頭が下がってしまう馬は躓きやすい
専用馬をつけていないとどの馬に乗るか選べません。
今回は頭が下がり気味の馬にあたりました。
その馬の癖なので仕方ないですね。
頭が下がり気味になると重心が前にいっているため、前のめりに躓きやすくなります。
馬自体が盛大に躓かなくても乗っている側からすると結構ガクンと落ちてバランスを崩しやすいのでこわいです。
人間も走る時、加速しやすくするために自然と重心は前に行くように走りますよね。
そして歩いている時より速さも相まって転びやすいです。
もちろん馬でもそれと同様なことが起きます。
2.頭が下がる馬に乗った時に気を付けるべきこと
頭が下がるということは下げないように手伝ってあげれば良しです。
そうです、簡単です。
手綱を短く持っていつもより手綱の調整をマメにすればOK!
また1周したら手綱の長さを確認、調整するなど、自分の中でタイミングを決めて乗ればあちこち注意散漫せずに済みます!
なんですが、
その前にしっかり気を付けておかないといけないのが、自分の重心です。
自然と自分も重心が前へいってしまっていると、短く持っても手綱を譲っているだけで意味を成さないですし、走っている時に躓いたら勢いよく前に落ちる可能性が高くなります。
上半身が前にいかないように気をつけましょう。
頭低いから手綱気を付けてねと言われると、私はやっぱり多少緊張感も増してびびってしまいました。
でも恐怖心があると正しい姿勢が取れなかったり、頭の下り具合が気になって短く持ちすぎて走りずらくさせてしまうので、常にリラックスして乗ることはとても重要だと思いました。
そして手綱はほんとに大事な役割を果たしています。
馬の操作をする、補助するために繊細な指示を与えられる大事な道具です。
まとめと本日の馬
■頭が低い馬は躓きやすい
馬によって頭が下がり気味の馬もいます。
頭が下がっていると特に駈歩をするときは重心が前に行くので馬も躓きやすくなります。
■自分の重心に気をつけて手綱をいつもより短く持つ
手綱の位置や長さに気をつけるのはいつものことですが、頭が低い馬に乗った時はこまめに長さの調整をしましょう。
タイミングを決めて確認・調整をすれば忙しくならない!
■本日の馬🐴メイプル
・25歳の牝馬
・東日本大地震後、仙台からやってきた子
・父コタシャーン古い馬の血統
コタシャーンは90年代のフランス(途中アメリカへ転厩)の競走馬でGⅠ5勝しています。
また93年に来日しジャパンカップへ参戦。
1番人気に支持されましたが、鞍上のゴール版誤認により2着に敗れてしまいました。
鞍上のケント・デザーモ騎手が、残り100m地点をゴールだと勘違いして追うのを止めてしまった結果、日本のレガシーワールドに負けてしまったのです。
悲運ですね。。
そしてこのジャパンカップがラストランでエクリプス賞年度代表馬に選出されて日本で種牡馬入りとなりました。
しかし受胎率が低く、強い産駒も恵まれずにアイルランドへ輸出され、障害競走用の種牡馬となったそうです。
障害用ということはメイプルも体力に溢れた血統なのかもしれません。
25歳まで元気にお仕事しているのがその証拠のようです!
肝心の駈歩は前回よりできなくてちゃんと継続できたのは1周くらい。。
前半は注意散漫しまくっていました(自分が)。
足も鎧から外れてしまったり手応えはまだまだでした。
躓きからも怪我は起こりうるので馬のためにも自分のためにも、頭が下がってしまう馬には気をつけて乗ってあげないといけませんね☺︎