引き続き自分で合図して動かすこと、場間距離を意識して動かすことを念頭にレッスンします!
前回は我慢をさせて乗らないといけない馬に乗りましたが、
今回は至っておだやかな乗りやすい馬に乗りました🐥
ですが騎乗前に注意しなければならない点がありました(´ー`)
1.レッスン前から洗い場で居眠りする子は注意!
いつも通りレッスン前に洗い場へ行き、今日の馬に会いました。
おだやかで指示もきいてくれる馬とのことでしたが、おだやかすぎてレッスン前はやる気がないのかなというくらいで。。
居眠りが激しい子でした😂
居眠りさせてしまうと、やる気スイッチがオフになりエンジンがかかるのが遅くなったり、ポケーっとレッスンして怪我にもつながります。
なので居眠りしないように、鼻をつついたり、口をつついたり、
頭をポンポンしてみたり、顔を上げてみたり…起こしてあげる必要があります!
かわいいからちょっかい出してても飽きないのですが、
寝かしてやりたいという思いも生まれてしまいました。笑
洗い場で居眠りしちゃう子って何頭かいるので、ちゃんと見てあげましょう(´ー`)
2.背中や腰を痛めている子は乗る時も注意!
乗馬施設には怪我をして療養中の馬、軽傷でレッスンを控えめに出てる馬、元気な馬、いろんな体調の馬がいます。
乗馬のお仕事をしてると、馬装の関係で、背中と首の付け根あたりの「キ甲」というところが炎症を起こしてしまったり、人間で言う腰痛持ちのような馬もいます。
そのような馬の時は、騎乗する際には特に注意して乗る必要があります。
人が乗る時の衝撃で負担がかかるのでびっくりしてしまいます⚡️
今回の馬さんは腰を少し痛めている子でした。
レッスン前に乗る馬のことを知っておき、また乗る機会が訪れた時も同じように対応できるようにしてあげましょう🐴✨
身体を痛めたなら無理に乗馬させなければいいじゃんと思う人もいると思いますが、
乗馬のお仕事ができなくなると、他の預かり手はなかなかいないのが現状です。
一生面倒を見るという覚悟と資金がある人でないと自分の馬を持つことはできないです。
乗馬クラブも新たに馬を迎え入れたり、在籍馬を面倒見るのに莫大な費用がかかるのです。
会費をたくさん取っても、会員が少なくなってしまったらだめです。
お金持ちみんながみんな馬が欲しいわけでもありません。
なるべく治療して乗馬のお仕事ができるよう努めたり、
激しい運動につながるレッスンではなく負担がかかりにくいレッスンに出たり、
その馬が活躍できる場を保ちながら馬と乗馬クラブは頑張っています!
まとめと本日の馬
■ レッスン前から洗い場で居眠りする子は注意!
居眠りさせたままだとやる気スイッチがオフになってしまう!
ボーッとしたままレッスンに出ると馬自身の怪我にもつながる。
■ 背中や腰を痛めている子は乗る時も注意!
背中や腰、キ甲などレッスンに出れる程度の怪我をしてるあの馬に乗る際は、負担をかけずにゆっくりとやさしく乗る必要がある。
本日の馬🐴ノルデン
・20歳のせん馬
・父母不詳
父母がわからないの理由はride7の本日の馬に記載してます。
ノルデンは洗い場では居眠りしてしまい、起こすのが大変でした!
何しても怒らなかったです!
レッスン中はとても素直に指示に従ってくれてやさしい感じがしました。
馬の眠そうな顔を見てるとこっちも眠くなってしまいます😌
ホースセラピーもあるように、馬ってほんとに癒し効果が絶大だなぁと感じました😇
犬とかももちろんかわいいですが、もっと大きな包容力を感じます。